実践事例集:従来型特養をユニットケアにふさわしい環境へ
―マザアス東久留米での試み―
7.従来型施設の円滑な改修への支援の必要性
これまで私たちが取り組んできた「6ステップの施設環境づくりプログラム」を踏まえて、「従来型特養のユニット化支援プログラム」を開発して、マザアス東久留米のユニット化改修に適用しました。先に述べたようにユニット化改修は職員や入居者の施設環境への満足度を大きく向上させました。その要因として、物理的環境の改善とともに、円滑な改修に貢献した「従来型特養のユニット化支援プログラム」の存在があると思います。従来型施設の改修には、複雑な要因が絡み合い、円滑な環境の移行を行うためには専門的な支援やプログラムが有効であるといえます。今回は研究の一環として支援しましたが、ここに費用をかけたとしても十分回収できる効果があります。
関連文献
- 1)児玉桂子他「従来型特養のユニット化改修支援プログラム-マザアス東久留米での試み」
地域ケアリング12月号、北隆館書店、2009.12- 2)2009年8月21日~10月2日シルバー新報掲載
環境はかえられる-マザアス東久留米5年間の実践(1)~(6)- 3)研究代表者児玉桂子「認知症ケア実践のための施設環境づくりテーラードプログラムの開発と有効性の評価」
平成18~19年度科学研究費補助金基盤研究B,日本社会事業大学