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実践事例集:従来型特養をユニットケアにふさわしい環境へ

―マザアス東久留米での試み―

 

4.円滑な工事に向けての全体会議

施設長はじめ管理職・ケアのフロアリーダーやユニットリーダー・相談員・看護師・栄養師など職員チームと専門家チームや設計者で、工事前から工事期間を通じて5回の全体会議を持ち、住みながらの改修への不安解消と円滑なユニット化への移行を図りました。職員の不安は、工事関連、工事期間中の入居者の生活やケア、ユニット改修に伴う生活やケアの変化に分類できます。

円滑な改修工事を行うために全体会議での意見を整理すると、施設側や職員はユニット化改修の目的や入居者の生活・ケアへのメリッとデメリットを十分話し合い、目標を共有することが最も大切です。
つぎに、改修計画の具体的な内容や工事期間中の生活・ケアへの影響に関する情報を事前に把握して、起きることを予測して対応策を練っておくことです。
設計・施工者は、設計意図を模型を用いて職員に伝えて、コンセントの位置など細かい使い勝手は職員の意見を十分組み込むようにします。できるだけ音やにおいの少ない工法を工夫して、騒音やスケジュールの変更は十分打ち合わせることでトラブルは回避できます。一般人を対象にした工事ではたいしたことがないトラブルでも、安定した環境を常に保つ必要がある重度の入居者には、予想以上の影響があるといえます。しかし、十分な準備や情報の共有を図れば、工事の影響を過剰に心配する必要はないことが明らかになりました。


5回の全体会議を開催
5回の全体会議を開催

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