関連資料など
環境づくりに役立つ参考図書
- PEAPにもとづく認知症ケアのための施設環境づくり実践マニュアル
- 高齢者施設における環境づくりの手順とポイントを、「認知症高齢者への環境支援指針(PEAP日本版3)」をもとに6ステップに分けて解説を行い、豊富な実践事例を紹介しています。具体的な作業シートがあるので、すぐに取り組むことができます。この1冊があれば、誰でも環境づくりに取り組めるように意図された環境づくり必携のマニュアルです。
- 児玉桂子 古賀誉章 沼田恭子 下垣光
- 中央法規出版
- 2010年8月
- 定価2000円+税
- 雑誌地域ケアリング2009年12月号「特集:認知症ケアを助ける施設環境づくり」
- 内容は以下の4編から構成され、豊富な写真により具体的な施設環境づくり実践がよく分かります。
- 従来型特養のユニット化改修支援プログラム-マザアス東久留米での試み:従来型特養でも円滑な改修が行えることが述べられている。執筆:児玉桂子
- なじみの関係を支える施設環境づくり-かみさぎホームでの取り組み:施設職員と建築関係者のコラボレーションで、従来型特養が豊かな環境に変身。執筆:古賀誉章ほか
- グループホームにおける環境づくり-グループホームみんなの家・宮原での取り組み:施設環境づくりプログラムグループホーム版で、入居者も参加した環境づくりの実践。執筆:下垣光ほか
- 日本建築学会編
- 北隆館書店
- 2009年12月
- 定価1200円
- 注文は最寄りの書店または、北隆館書店に直接する
- 認知症ケア環境事典-症状・行動への環境対応Q&A
- 認知症高齢者が安心した生活を送るには、症状や・行動に合わせてどのように環境を整えたらよいか、理論と具体的な実践例が紹介されている。日本建築学会福祉環境小委員会メンバーが中心となり、今日の日本の蓄積の集大成です。
- 日本建築学会編
- ワールドプランニング
- 2009年5月
- 定価3360円
- 認知症高齢者が安心できるケア環境づくり-実践に役立つ環境評価と整備手法-
- わが国で初めての認知症高齢者のケア環境に関する総合的な図書です。施設環境から在宅環境まで、海外の取り組みを踏まえながら、どのような環境が認知症ケアに有効かを評価方法からケア環境の整備方法までまとめている貴重な図書です。
- 児玉桂子 足立啓 下垣光 潮谷有二編
- 彰国社
- 2009年4月
- 定価2730円
- 超高齢社会の福祉居住環境-暮らしを支える住宅・施設・まちの環境整備
- この1冊で超高齢社会の暮らしを支える住宅、施設、まちづくりの全容が分かる、こんな本が欲しかったという本です。認知症については、7章:住まいの工夫、10章:ユニットケア、11章:環境づくり実践、12章:グループホーム、13章:小規模多機能施設、それぞれの最新の研究・実践成果がわかります。
- 児玉桂子編集
- 中央法規出版
- 2008.03
- 定価2200円+税
- 目次(PDF形式 / 82.9 KB)
- 高齢者が自立できる住まいづくり-安心生活を支援する住宅改造と工夫-
- 「住まいに合わせるのでなく、暮らしに合わせて住まいを工夫」する大切さを、一般高齢者や認知症高齢者の住まいの事例を通じて示している。大学の授業でテキストにすると、事例が多くて分かりやすいと評判である。
- 児玉桂子 田村静子 鈴木晃編
- 彰国社
- 2003
- 定価2500円+税
- 老人痴呆症のための環境デザイン-症状の緩和と介護を助ける生活環境づくりの指針と手法-
- Holding on to home–Designing environment for people with dementia. The Johns Hopkins University Press ,(1991)
- 認知症ケア環境の第一人者ワイズマン教授らによって書かれた名著である。施設を家庭的な環境にする手法やその効果が示されている。
- ユリエル コーヘン ジェラルド・D. ホイズマン 岡田威海監訳 浜崎裕子訳
- 彰国社
- 1995
- 定価2500円+税
- 痴呆性高齢者のためのインテリアデザイン
- 認知症高齢者の適応を助けるインテリア環境について、照明、色彩、家具等から、家庭的な環境をいかに作るかを述べている。
- エリザベス・ブローリイ著 浜崎裕子訳
- 彰国社
- 2002
- 定価2800+税
- 痴呆性老人のためのやさしい住まい―在宅介護を成功させるために
- 住まいを整えることは認知症高齢者がその人らしい暮らしを助けるとともに、介護軽減にも効果があることを90人以上の介護者の経験を元に分かりやすく述べている。
- リチャード・V. オルセン Barbara Hutchings Ezra Ehrenkrantz 柴田博訳 溝端光雄訳
- ワールドプランニング
- 1997
- 定価1800円+税
- グループホーム読本―痴呆性高齢者ケアの切り札
- グループホームの基本理念、運営方法、建築計画について、それぞれの専門家が分かりやすく述べている。スウェーデンの事例も豊富に取り上げられている。
- 外山義
- ミネルヴァ書房
- 2000
- 定価2500円+税
- 超高齢社会の福祉工学 上巻 高齢者居住環境の評価と計画
- 高齢者向け住宅や施設環境を取り上げて、どのような環境が高齢者によい適応をもたらすかを環境心理学の視点から述べている。今風に言うと科学的な根拠に基づいて書かれているので、内容は10年経っても古くはならない。
- 児玉桂子著
- 中央法規
- 1998
- 定価4000円+税
- 超高齢社会の福祉工学 下巻 福祉機器と適正環境
- 住宅や施設での福祉機器の活用を取り上げ、人間工学的視点から、高齢者の自立と介護負担軽減に向けた環境条件を明らかにしている。
- 徳田哲男 児玉桂子編
- 中央法規
- 1998
- 定価4000円+税
- ユニットケアの食事・排泄・入浴ケア 人権を守る介護ハンドブック
- 入居者の暮らしや尊厳を大切にする視点に立ち、そのための環境とケアのあり方を追求するけま喜楽苑の実践がまとめられた本である。認知症ケア実践のトップランナーの書である。
- 市川禮子 社会福祉法人尼崎老人福祉会けま喜楽苑著編
- クリエイツかもがわ
- 初刷2005第4刷2006
- 定価1800円+税
- 個室・ユニットケアで介護が変わる
- 実証研究をふまえて、個室・ユニットケアがいかに認知症高齢者の行動を変えていくかについて述べている。
- 外山義監修 高橋誠一 三浦研 柴田祐美編集
- 中央法規
- 初刷2003第3刷2004
- 定価2000+税
- フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革を進める最強ツール
- システム思考、共有ビジョン、チーム学習等により企業の組織変革をチームで進めるためのツールについて書かれた本である。環境づくりも組織論から捉える必要がある。
- ピーター・センゲ他著 柴田昌治+スコラコンサルタント監訳 牧野元三訳
- 日本経済新聞社
- 初刷2003第3刷2005
- 定価3000+税
- 最強組織の法則 新時代のチームワークとは何か
- 学習する組織と同じ観点からの本である。環境づくりの維持には、この本で示される学習する組織づくりが大切である。
- ピーター・M・センゲ著 守部信之訳
- 徳間書店
- 初刷1995第12刷2005
- 定価1900+税
- よりよい環境創造のための環境心理調査手法入門
- 人と環境の関係を明らかにする学問として「環境心理学」がある。この本は「環境心理学」の様々な分野から研究手法を述べており、環境づくりの効果を捉えようとするときにも役立つ手法が紹介されている。
- 日本建築学会
- 技報堂出版
- 2000
- 定価3600円+税